空間をビジュアル化する際、マテリアル(素材)の質感表現は、空間そのものの説得力を左右します。

壁のざらつき、木の温もり、金属の冷たさ、ガラスの透け感。
それぞれの素材が持つ触感や、光を受けた時の微妙な反射を丁寧に描き出すことで、
パースは一層リアルに、そして豊かに空間を伝えることができます。

私たちperspective+では、素材の特性を活かしながら、
空間の持つ温度や空気感が自然に伝わるような質感表現を心がけています。

たとえば、同じ「白い壁」でも、
フラットな塗装壁と、手仕事の跡が残る左官仕上げでは、
そこに漂う空気や温度感がまったく異なります。

ただ「リアルに」見せるのではなく、
設計者が込めた意図や、空間が持つ個性を丁寧に拾い上げること。
それが、perspective+の考えるビジュアライゼーションです。

これからも、建築×光×空間×素材が織りなす、
一つひとつの物語を大切に描き続けていきます。